第十七話 ページ18
アスタは一瞬身体の動きを止めるが、もう少しで球が体に当たるというところで剣を持ち替え、剣脊に炎球を当て撃ち返した。
そして打ち返された炎球はマグナに当たる。
ﾌｨﾝﾗﾙ「(新入団員を助けずに済んだの久々だな)」
アスタにもしものことがあった時用に、Aはフィンラルに空間魔法を使うように頼んでいた。
空間魔法を使わなくて済んだことでフィンラルは魔導書を閉じる。
ﾔﾐ「(剣刃で斬ることは不可能でも、剣脊に当てる事は可能だったか―――…あの剣…)」
『(剣刃は魔法を斬り裂き・・・剣脊は魔法を跳ね返す・・・)』
ｱｽﾀ「(知らなかった―――！！)」
『・・・』
ｱｽﾀ「(何考えてんだあの人ォオ、新入団員いきなり殺す気か―――！？てゆーかあの人がﾀﾋんだんじゃ―――)」
アスタは心配そうに炎球で土煙が上がっているほうを見る。
ﾏｸﾞﾅ「コンチクショーがァア」
土煙の中からボロボロになったマグナが現れた。
ｱｽﾀ「(アレ喰らってピンピンしてるぅう〜〜〜〜！！？)」
ﾏｸﾞﾅ「もうちょいで自分の魔法でﾀﾋぬとこだったじゃねーかァア〜〜〜〜」
どうやらマグナはもう一つ炎球を創り、跳ね返った炎球を相殺して直撃を免れたようだった。
ﾏｸﾞﾅ「てンめぇえ〜〜〜〜やるじゃねーかァァァアアアア！！！」
マグナは豪快に笑いだした。
マグナを心配してビクビクしていたが、マグナの様子に拍子抜けする。
ﾏｸﾞﾅ「オレの魔法を防ぐどころか跳ね返して来るとはなァア！！気に入ったぜチビスタ――――！！」
ｱｽﾀ「アスタっす―――！」
マグナはアスタの背中を勢いよく叩く。
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こーひー(プロフ) - 失礼します！面白い作品で大好きです。あと少し気になったことが...暴力罪という物ですが、暴力罪という物は存在しないと思います....正しくは暴行罪では...?余計なお世話でしたらすみません... (2022年8月30日 17時) (
レス) id: da21190636 (このIDを非表示/違反報告)
しの - この作品好きかも、これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2021年11月29日 20時) (レス) @page15 id: 7c50de91a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年11月22日 21時
