第十六話 ページ17
？「オイオイオイオイ、テメェみたいな弱そーな最果て出のチビが、『黒の暴牛』の新入団員だァ〜〜〜〜！？」
イカツイ髪型にサングラスの男がアスタをメンチを切る。
？「ヤミさんにどんな媚の売り方したか知らんが…『黒の暴牛』ローブを身にまといたきゃァ、ヤミさんの筆頭舎弟だあるこの漢の中の男、マグナ・スウィングを認めさせてみなァ〜！！」
マグナは自分の羽織っている『黒の暴牛』のローブをアスタに突きつけながら言う。
アスタ「(魔法騎士団のローブ―――…！)クダサイっっ！！」
アスタは文字通り口から手が出ている。
マグナ「そーかそーかそんなに欲しいか。そんじゃあ―――『黒の暴牛』入団の洗礼の儀を受けな…！」
アスタ「え」
マグナによって外に連れ出されたアスタ。
Aたちも外に出る。
マグナ「どんな手を使ってでもいいから今からオレの攻撃魔法を防ぐか避けるかしな…！それが出来たら晴れてオマエも黒の暴牛の一員。このローブをくれてやる」
バネッサ「まーたありもしない洗礼の儀が始まったよ」
ラック「面白いからいーじゃん」
バネッサ「しのはいいの？止めなくて」
『・・・怪我しそうになってたら止めます・・・』
フィンラル「(ほんとここにきたばかりよりしゃべるようになってきてくれたよね。心を段々と開いてきてる証拠かな？)」
ｱｽﾀ「(どんな攻撃でも魔法である限り、オレの剣は斬れるハズ……！イケる―――！！)わかりましたァア」
ﾏｸﾞﾅ「行くぞォ――――、魔導書(グリモワール)構えろクソチビ―――！！」
ｱｽﾀ「いらっしゃいませ先輩ィィイ」
二人同時に魔導書を開く。
マグナは右の掌に炎の球を創り出し、アスタは魔導書から剣を引き抜く。
ﾏｸﾞﾅ「炎魔法 ”爆殺轟炎魔球” ﾀﾋねぇぇええええ」
マグナは炎の球を野球のごとく振り被り、アスタに向かって投げた。
アスタは剣をバットのように構え、炎の球を斬るつもりでいた。
ｱｽﾀ「(あ、ﾀﾋんだ)」
アスタの脳は
直感的に悟った
アスタは今まで鍛え抜いた肉体と動体視力と瞬発力で魔法を斬り、打破してきた
だが今回の魔法は今のアスタのそれでは斬るまでには捕らえられない。
『(斬ろうとしているみたいだけれど、斬っただけで威力は衰えず、割れた球が貴方に当たる。どうするのかな？)』
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こーひー(プロフ) - 失礼します！面白い作品で大好きです。あと少し気になったことが...暴力罪という物ですが、暴力罪という物は存在しないと思います....正しくは暴行罪では...?余計なお世話でしたらすみません... (2022年8月30日 17時) (
レス) id: da21190636 (このIDを非表示/違反報告)
しの - この作品好きかも、これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2021年11月29日 20時) (レス) @page15 id: 7c50de91a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年11月22日 21時
