第一話 ページ2
私は平民の村に生まれた。物心つく前から暴力を受け、いつかは、何かが切れた音がして何も感じなく無くなった。だけどゆういつ嫌いなのは人を傷つけること、ただそれだけ、それには最初のうちは、名前なんてつけられなかった。
お母さん「ねぇ、この首輪は命令に従わないと、締まるから。命令には従ったほうがいいよ。」
『・・・』ｺｸ
お母さん「いい子ね。でも11歳で魔導書を手に入れちゃうなんて、今までの子供の中で一番命令に従ってくれるし、11歳で魔導書を手に入れるなんて、今までの中で“最高傑作”ね」
最高傑作なんて言われていてもどうでもいい。わからないから、私以外の子供は、命令に従わず、首輪がついてる状態で命令に逆らったから、首輪がどんどん締めてって、なくなっていった。そして私だけが生き残っていた。
お母さん「貴方は私を守るべき存在の一人、もし人を殺しなさいと言ったら殺しなさい。」
『・・・』ｺｸ
お母さん「よろしくね。」
人は殺したくない、どうして殺すのかもわからない。どうしても、人を傷つけることにだけは躊躇していた。けれど、今まで、お母さんは、何人の人おも殺してきた。でもなんとも思ったことはなかった。どうでも良かったから。
コンコン
お母さん「はーい」
ヤミ「魔法騎士団の団長だ。」
ウィリアム「同じく魔法騎士団の団長だよ。」
お母さん「どうして魔法騎士団さんがここに？」
ユリウス「君がこの子の母親かい？君を暴行罪として拘束させてもらうよ。」
お母さん「命令よ！！この人たちを殺しなさい！！」
ヤミ「あ？殺す？」
『・・・』
ウィリアム「子供？11歳くらいかな？」
お母さん「早く殺しなさい！！」
『・・・』
ｼｭﾝ
バーン
ヤミ「チッ」
その人はすぐに受け身を取った。
『・・・』
ヤミ「(こいつ早い。魔法はこの時期、使えるはずだが魔法で攻撃もしてこようとしない。腰に刀も指してるが、使う様子もなさそうだな。それにしても今の蹴り重かったな)」
『・・・』
ユリウス「ヤミ、ヴァンジャンス、そっちの子供の相手をお願いしてもいいかな？」
ヤミ「嗚呼」
『・・・』
ヤミ「なあ、お前、戦いたくて戦ってるのか？」
『・・・』
ウィリアム「あの首輪、あれは、命令に従わないと締まっていく首輪だ。壊し方はわかっているが、彼女に今近づけないからな」
ヤミ「命令に従わないとしまってく首輪？」
ウィリアム「嗚呼」
ヤミ「じゃあ、壊してやるよ。その首輪を。」
次行きます。
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こーひー(プロフ) - 失礼します！面白い作品で大好きです。あと少し気になったことが...暴力罪という物ですが、暴力罪という物は存在しないと思います....正しくは暴行罪では...?余計なお世話でしたらすみません... (2022年8月30日 17時) (
レス) id: da21190636 (このIDを非表示/違反報告)
しの - この作品好きかも、これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2021年11月29日 20時) (レス) @page15 id: 7c50de91a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2021年11月22日 21時
