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昨日は一日休ませてもらい、また今日もドームに向かう。だけど、今日はバッターボックスにも入れなかったら、バットすら握れなかったら、そんな恐怖心ばかりが襲ってきて。躊躇いながらも練習着に着替える。
個人練習をしようとストレッチをしていた時だった。A、と名前を呼ばれ振り向いた先には監督が居て。
「はい、」
監「大丈夫か」
「…んー、」
監「ちょっと、…下で様子見るか」
二軍落ち。いつかは言われるであろう言葉だった。でも、少しだけその言葉を待ってた自分が居て。何もできない自分を目の前に置かれるこの状況が私には辛かったから。
「……戻ってこれるかなぁ、」
監「絶対戻してやる、大丈夫。今はしっかり休憩しなさい」
監督の言葉には強い何かがあって。
きっと選手一人一人としっかり向き合ってるんだろうなと感じた。
結局この日もベンチに入ることなく、裏で試合を見守った。
無事に白星を付けて試合を終えたみんなを迎える。
宮「おまえ！またサボりやがって」
「サボってへんもん」
増「下いくの？」
「うん、今日言われた」
宮「うるさいのがおらんくなるわ」
「うるさくないしっ！」
こうやって自然にしてくれるのも
翔「A〜〜」
「ん？」
翔「やるわ」
「要らないよ！汚い！！」
身体を拭いたであろうシートを手に握らせてきたり
遥「Aちゃーん」
「うわぁ！やめてよ！最低！」
汗だくの身体で抱きついてきたり
「もう卓さぁーん」
卓「あ、ちょAタオルとってきて」
シレッとパシらせてきたり
きっと、なにも聞いてこないのもみんなの優しさだったりする。寂しくならないように。自然と送りだしてくれる。愛されてるのが胸が痛くなるくらいに伝わってきて。
ああ、はやく戻ってこなきゃな、
、
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はる(プロフ) - 如月明日香さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ばかりで(T . T)更新遅くて申し訳ないですががんばります（；＿；）♪ありがとうございます(^_^) (2017年6月23日 3時) (
レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
如月明日香(プロフ) - 本当にこのお話大好きで....とにかく、主人公のキャラは明るくて好きだし、石川選手が現実にいるように感じるくらい、本当にかっこいいです！更新は大変だと思いますが、頑張ってください！応援しています！！！ (2017年6月22日 7時) (レス) id: eed9e6c20a (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» ほんとですか！？嬉しいです！^^お互い頑張りましょうね！ (2017年5月5日 6時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
よん(プロフ) - 実玖さん» 嬉しい限りです(Ｔ＿Ｔ)タイミング見て続編書いてみますね♪ありがとうございます(^^) (2017年5月5日 0時) (レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» 何回も繰り返して読んでます><できれば続編も書いてほしいくらいです！嬉しいです(T▽T)ありがとうございます((o(^∇^)o)) (2017年5月4日 23時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年4月12日 0時
