１１２ 慎吾 ページ29
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石川慎吾 side
キスをしたAは恥ずかしいのか顔が真っ赤。慣れてないんやろなあ。目の前で俯いてるAの顔を優しく両手で包む。
ちゅ、とリップ音を立ててキスをすれば小さく笑うAに少し深いキスを。
「…んっ、」
慎「…っ」
「し、んごっ…」
慎「ごめ、」
初めてやもんな、と少し意地悪を言えば、うるさい！と顔を覆うA。
会う事も、キスも、ハグも、身体を重ねることだって、
もう簡単にはできない。
大袈裟かもしれへんけど、それが俺には苦しかった。今まではすぐそばに居たから余計に。ずっと近くでAを感じてたい。こんなにも誰かを好きになったことがないからか、どうしたらええんかわからんくて。俺の好きがAを苦しめてたらどうしようとか、アホみたいに考えてる自分がおる。
「慎吾？」
慎「ん？」
「一緒に寝よう」
慎「それ誘ってる？」
「ちがうっ！」
そんな必死にならんでも…。
布団の中に潜り込むAを追いかける。
向かい合ってぎゅっと抱きしめればAは嬉しそうに微笑んだ。
慎「次はいつ会えるかな、」
「現地被れば会えるよ」
慎「まあ、」
「………さみしいね、」
慎「Aもそんなこと思うねんな」
「何それ」
慎「なんかAは会わなくても平気です〜って感じする」
「…寂しいに決まってる、」
恥ずかしいのか、俺の胸に顔を押しつけるように抱きつくAをこれでもか、というくらいに抱きしめ返した。
俺だけが想ってるわけじゃない、ちゃんとAも俺を必要としてくれる、それだけでもう十分やった。
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はる(プロフ) - 如月明日香さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ばかりで(T . T)更新遅くて申し訳ないですががんばります（；＿；）♪ありがとうございます(^_^) (2017年6月23日 3時) (
レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
如月明日香(プロフ) - 本当にこのお話大好きで....とにかく、主人公のキャラは明るくて好きだし、石川選手が現実にいるように感じるくらい、本当にかっこいいです！更新は大変だと思いますが、頑張ってください！応援しています！！！ (2017年6月22日 7時) (レス) id: eed9e6c20a (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» ほんとですか！？嬉しいです！^^お互い頑張りましょうね！ (2017年5月5日 6時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
よん(プロフ) - 実玖さん» 嬉しい限りです(Ｔ＿Ｔ)タイミング見て続編書いてみますね♪ありがとうございます(^^) (2017年5月5日 0時) (レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» 何回も繰り返して読んでます><できれば続編も書いてほしいくらいです！嬉しいです(T▽T)ありがとうございます((o(^∇^)o)) (2017年5月4日 23時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年4月12日 0時
