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西川ですと店員さんに言えば個室に案内される。個室にはまだ誰もいなくて、何人来るのかな、なんて考えてたら襖を開ける音が聞こえて。そっちをみれば昨日喧嘩したばかりの慎吾がいた。
「、え？」
慎「なに普通に遥輝さんらと御飯いこーとしてんねん」
そう言いながらズカズカと入って来たかと思えば、
ぎゅ、と抱きしめられた。
「…しんご？」
慎「誕生日くらい、…二人で祝わせて」
小さくなる声が胸をぎゅっと締め付けた。慎吾の香りに包まれて。しっかりと私も慎吾の背中に手を回す。
慎「……A」
「…ん」
慎「もっともっと活躍するから、スタメンレギュラーなれるように頑張るから、Aのことも絶対幸せにする。」
慎「付き合ってほしい 」
そう慎吾の口から出た言葉にはどこか自信があって。ずっと一緒に居たい。そう思った。
” すきやで ”
耳元で優しく囁かれた言葉。
一番聞きたかった言葉。
ずっと待ってた言葉。
涙が頬を伝う。
慎吾のことを好きになるなんて、これっぽっちも思ってなかった。でも、離れて知った慎吾の存在の大きさ。お互い意地っ張りだし、誰かの手を借りないと素直になれない。きっと今もそう。それでも一緒に居たいと思うのは慎吾のことが大好きだから。
いつもわたしの名前を呼ぶ慎吾の笑った顔が頭に浮かんで。胸の奥が熱くなる。
「…っしんご、」
慎「泣きすぎやって」
身体が離れたかと思えばそっと慎吾の手が私の頬を包む。
目が合って、
どちらかともなくキスをして。
きっと幸せとは、こういうことなんだと
わかった気がする。
、
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はる(プロフ) - 如月明日香さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ばかりで(T . T)更新遅くて申し訳ないですががんばります（；＿；）♪ありがとうございます(^_^) (2017年6月23日 3時) (
レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
如月明日香(プロフ) - 本当にこのお話大好きで....とにかく、主人公のキャラは明るくて好きだし、石川選手が現実にいるように感じるくらい、本当にかっこいいです！更新は大変だと思いますが、頑張ってください！応援しています！！！ (2017年6月22日 7時) (レス) id: eed9e6c20a (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» ほんとですか！？嬉しいです！^^お互い頑張りましょうね！ (2017年5月5日 6時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
よん(プロフ) - 実玖さん» 嬉しい限りです(Ｔ＿Ｔ)タイミング見て続編書いてみますね♪ありがとうございます(^^) (2017年5月5日 0時) (レス) id: 95c4c28400 (このIDを非表示/違反報告)
実玖(プロフ) - よんさん» 何回も繰り返して読んでます><できれば続編も書いてほしいくらいです！嬉しいです(T▽T)ありがとうございます((o(^∇^)o)) (2017年5月4日 23時) (レス) id: fb928da0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年4月12日 0時
