宇宙いち ４

番外編 〜石川家のeveryday〜 ページ30

番外編 〜石川家のeveryday〜






慎「Aーー！！！やばいって！」

「なによ」




キッチンでごはんを作ってたら
子守をしてくれている慎吾から叫び声が。




慎「慎太郎よだれ止まらへんで！」

「拭いてあげてよ〜〜」



てゆうかそんなことで呼ばないでよ。

もう、なんて言いながら慎太郎の口元を拭う。
それと同時に明らかに強い視線が頭の上から感じて。



「なに？？」

慎「Aってほんまに、お母さんやねんな」

「…うん？」




慎「野球しかでけへんかったのに…」

「ばかにしてるでしょ」

慎「まあでも料理はうまかったし母親要素はあったか」

「そろそろどつくよ？」

慎「慎太郎！！！お前のオカン口悪いぞ！！！」

「ちょっと！」






俺が守ったるからな、なんて抱きしめる。

睨むように慎吾を見れば
嘘嘘、と目尻にシワを寄せて笑う。







そんな笑顔を見ると
子供っぽいところも、結局は許してしまうんだ。









(お願いだから慎吾に似ないで…)
(俺の血も入ってるねんから似るに決まってるやろ)
(顔面ならセーフだよ)
(言い方どうにかせえよ)
.







はるです！
以前書いてた 卓ちゃんメイン小説の続編が
やっとやっとできました！


もし良ければそちらも(*´ω｀*)


ハグルマ 〜 山茶花を君に 〜


、

＊→←１６２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す