宇宙いち ４

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みんなが札幌に帰ると私はホテルで
ゆっくりと過ごす日が続く。

ほんとにこんなのでいいのかな。

何か仕事します！って言ったけど
みんな口を揃えて大人しくしてろと。

元気な赤ちゃんを産むことが仕事だよなんて。

恵まれた環境すぎるよ。







そして今日はやっと、慎吾が来てくれる。


テレビで試合を見終わって
ちょうどお風呂を済ませた時だった。

インターホンが鳴り、急いでドアを開けると
吹き出すほどの笑顔を作った慎吾がそこに居て。




「ぶっ、」

慎「おい」


胸を張って突撃して来たかと思えば
パタンとドアが閉まったと同時に抱きしめられる。


「んーーっ、…慎吾の匂い」

慎「ほんま、会いたかったあ。」



ちゅっ、とリップ音を立ててキスをされ
目が合うと笑い合って。

また唇を重ねる。



お互いの想いを確かめ合うように。




「んっ、」

慎「あかんあかん、」




唇を離したかと思えばスタスタと
部屋の奥に足を向ける。


慎吾なりの我慢をしてるのか。
それが何とも可愛く思えて。


ベッドに胡座をかく慎吾のもとにいくと
おいで、と足の間に座らせる。





慎「オフになったら、……結婚しような、」






急に言うもんだから。









少しは期待してたけど
やっぱり言葉にされると嬉しい。






石川、A…… か。








「…おねがいします、」

慎「やから！元気な赤ちゃん産んでな？」

「うんっ」









.
.





随分と更新を止めてしまってほんとすいません(T_T)

個人的に忙しい時期で、更新が難しくて。
話もかけないまま放置しておりました…。

九月に入ったら少しは余裕ができそうなので
またどんどん更新していこうと思ってます！


それまですいませんが
暖かい目で見て頂ければと思います(T-T)


はる
、

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