_46.JK ページ46
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「わー！すごいね、グク」
今、俺の前で子供のようにはしゃいでいるのは
紛れもなく俺より二歳歳上で
愛してやまない人
「うん、良いところでしょ」
「ふふ、童話の中に来たみたい。笑」
ヌナの言う通り
小鳥の囀りがよく聴こえてきて
今にでも踊りだしてしまいそうな愉快な動物たち
「知らなかった、こんなに素敵な場所があるなんて」
「ヌナと一緒に来たかったから、来れて良かった」
さっきは運転中で繋ぎ返せなかったから
今は仕返しで
俺から手を握った
「…こんなに、小さかったですっけ。」
背は変わっていない気がするけど
どこか、小さくなったヌナ
「グクもだよ。すっかり痩せちゃって」
「…食欲が起こらなくて」
「私も。だけどグクが一緒にいるんだったら、久しぶりにお腹いっぱいに食べたいな」
「果物も採れるから、あとで採りに行こう」
その前に、久しぶりにヌナを感じさせて
俺が手を広げると
躊躇なく飛び込んできてきれる愛しいヌナ
「ふふ、幸せ」
「ん、顔見せてください」
みるみると赤くなっていくヌナの顔は
後ろの木にあるりんごよりも真っ赤に見える
「ふふ、グクが近くにいる。」
「会いたかったですか？」
「もちろん、グクは？」
きっと答えは分かっているだろうに
前までは
女性が喜ぶ言葉をわかっていて言うなんて嫌だったけど
ヌナが喜んだ顔を見せてくれるなら
嫌になるほど言ってあげたい
「多分ヌナ以上に俺の方が、会いたかったです」
「…嘘だ、私も負けないよ？笑」
そう言って笑うヌナをそっと抱きしめた
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お茶っ葉(プロフ) - めっちゃ好き…!!設定もあんなさんの書くグクもめっちゃ好き!!!!😭この素敵な作品を最後まで見守らせてください〜！ (2022年5月19日 2時) (
レス) @page16 id: 8b68aabd57 (このIDを非表示/違反報告)
ひめか - 続きが気になりすぎます😳更新楽しみにしてます!! (2022年5月14日 15時) (レス) @page13 id: f26ea73a85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんな | 作成日時：2022年5月9日 6時
