Episode 15 ページ15
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「でもこれからは、Aの話も聞きたいな」
「…えっ、私は、、」
「好きかもって思う人、いないの?」
「…うーん、」
その時、頭にチラッとパクくんが出てきたけど
推しだから出てきたに違いない。
推しと好きな人は違うし
やっぱり私にはまだ好きな人はいない。
「…うん、いないかな笑」
「そっかー、出来たら教えてね?」
「うん、ランも。進展あったらお願い」
ランのスマホに通知が来たようで
画面を見てニコニコしている。
おそらく、キムくん。
「もう、羨ましいなあ。笑」
「ふふ、ありがと。頑張るね。」
嬉しそうなランを見て、私もスマホを開いた。
クラスのグループメッセージの中から
パクくんのアイコンを探して見ると
まだ追加はしてないし、されていない状態。
…って、今どうしてパクくんのをみてるの。
別に関係ないのに。
「そういえばパクくんってSNSとかやってないの?」
「うん、やってないみたいだよ
「そういう男の子いいよね。Aは好きそう」
「好きだけど…ランは私にパクくんを好きになって欲しいの?」
「そういう訳じゃないけど、なんか似合うと思うの。二人って」
確かに今まで出会った男の人の中では
一番好印象というか
悪いところは見つからない人だけど
…さすがにイケメンすぎるでしょ、私には無理。
そう思いつつも、家に帰るまで
ずっと頭の片隅にはパクくんがいたような気がした
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ハナ - ジミンペンなので嬉しい!!更新楽しみにしてます!!頑張って!! (2022年9月5日 22時) (レス) @page7 id: d40bc16d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんな | 作成日時:2022年9月4日 9時