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Episode 12 ページ12
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「ピンクね、ありがとう」
パクくんの穏やかな雰囲気に浸かっていると
廊下の向こうから豪快な足音が聞こえてきた。
「ごめん！やろっか？」
「あ、スンア」
「…あっ、パクくんもいたんだね！」
ドアの目の前で私とパクくんが向き合って立っていたから
驚いていたけど
すぐに状況を理解して場を明るくしてくれた
「俺、帰るね」
女子が本当に苦手なんだろうなって思うほど
颯爽と急いで帰って言って
スンアは私をニヤニヤしながら見ている
「…もうー、私が帰ってこなかったらずっと二人だったよね？」
「いいのいいの、ありがとう笑」
「せっかくAがいい感じに…」
「推しといい感じになっても困るよ笑」
確かにパクくんの雰囲気は好きだけど
決して好きな人という訳ではないし
それよりも今は勉強のことの方が頭にある。
「さ、早く勉強しよう？」
「そうだね、やろっか。」
そこからおよそ３時間
スンアと教室で勉強をしてから帰る頃には
パクくんとの出来事は頭になかった。
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ハナ - ジミンペンなので嬉しい！！更新楽しみにしてます！！頑張って！！ (2022年9月5日 22時) (
レス) @page7 id: d40bc16d0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんな | 作成日時：2022年9月4日 9時
