可愛い幼馴染を隠したい【JK】Ⅱ (ページ37)

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JK 「Aらしいね」

返ってきたジョングクの言葉は、予想通りだった

私の夢を応援してくれる、そんな気がしていたから。

『お互い、世界中を飛び回るって最高じゃない？』

JK 「お土産頼むよ、俺が行けない国にだって行くんだろ？」

『わかんないよ、もしかしたら外国で会うかも』

今まで、正直心の底からジョングクの夢を応援していたけど

" 私だって " という気持ちがどこかにあった

だけど毎回諦めて、悔しい思いをしてばかり。

だからこそ、私に夢ができた時、すごく嬉しかった

JK 「…留学、頑張って。」

『…うんっ、！』

JK 「…寂しくないって言ったら、嘘だから」

そう言ってそっぽを向いたジョングクの耳は

後ろからでもわかるほど真っ赤で

思わず後ろから大きな背中に飛びついた

JK 「…なに。」

『ふふ、ジョングクが寂しそうだなって。』

JK 「Aは寂しくないの？」

久しぶりに感じる、このジョングク

私の前では甘えん坊で、弱くなる

だけど、心配しなくても私も同じだよ

『…寂しくないわけないじゃん、っ』

JK 「え…」

『どれだけ好きだと思ってるの、っ』

私の想い、負けてない

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