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JM 「ただいま」
誰も居ない宿舎にそう声をかける
一人で帰ってくるのは久しぶりだから
こんなに広かったっけ、なんて考えたりもした
それも、今から失恋を認める寂しさから生まれた
寂しい感情だと思う
JM 「…うわ、充電器、ジョングガに貸したままだ」
昨日無理やりぶんどられた携帯の充電器の存在を思い出し
通り過ぎた弟の部屋に向かった
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いつもは勝手に入ると怒られるけど
今日はノックしなくていいか
躊躇なく入って、電気をつけると
.
JM 「…なんで、そこにいるの、？」
諦めようとしたはずの好きな人が
弟のベットで眠っていた
だけど電気をつけたからか
俺の声が大きかったのか
眠りが浅かったのか
『…ジミン、さん、』
目を開けて、俺の名前を呼んだ
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 16時
