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" ジョングクのことが好きって、気づいた "
小さい頃から一緒にいたAだから
嘘を言っているか本当のことを言っているかはわかる
あの言葉は本当だったと思うけど
それがもし俺の勘違いなら
そもそも、好きなのに離れるって意味が分からないし
くそ…、あの時、無理にでも引き止めていれば…
これ以上
目の前で泣いているAと
それを慰める男なんてこのまま見ていることなんて出来ない
JK 「テヒョンイヒョン、」
もう帰りましょうって言おうとしたけど
テヒョンイヒョンはふたりを見て固まっている
TH 「…あれを見て、なんとも思わない訳？」
JK 「ヒョン、」
TH 「ここで動かないならお前、男じゃないよ」
だって俺、Aに離れようって言われて
拒絶されたんだよ
好きな女に
拒否されたんだ
JK 「…っ、」
TH 「お前じゃない男の前で泣いてる好きな女、見て見ぬふりすんの？」
テヒョンイヒョンの言葉で
動こうとした訳じゃない
.
気づいたら
足が動いていたんだ
.
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 16時
