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TH 「ジョングガ、今日は先に帰りな」
JK 「…います、最後まで」
TH 「顔色悪いじゃん、フィナーレくらい、」
JK 「誰かが、見てるかもしれないから。フィナーレを」
その一言で、楽屋にいる全員が黙った
少しして、またザワザワしてきたように思うけど
誰か なんて、一人しかいないのに
TH 「…じゃあなんで、受け入れたんだよ」
事情はユンギヒョンから聞いたし
Aちゃんの言いたいことも理解したけど
こんなに目に見えて落ち込むなら
受け入れなかったら良かった
…わかってる、幼馴染の間にしか分からない何かがあるって事は
JK 「見てたら、いいな」
そう言いながらジョングガは、
フィナーレの全員歌唱で任されているパート訳の歌詞を見て
寂しそうな顔で笑っていた
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 16時
