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『私たちは、もう関わらないでおこう_______________ 』
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漫画やドラマでよく聞く
鈍器で頭を殴られたような感覚
今初めて、その言葉の真意を理解した気がする
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この言葉を聞く数秒前
俺のことが好きだと言ってくれて
やっと、俺の気持ちを口にできると思ったのに
一瞬にして
天国から地獄へと突き落とされた
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だけど
意志を固めた様子のAを
俺には
受け入れる以外の選択肢なんて
生まれた頃からなかった
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Aが俺の部屋を出て行ったあと
涙なんて出てこなかった
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ひとつ、後悔があるとするならば
一度もAに好きだと言えなかったこと
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JK 「…好きだ、A、」
誰もいないこの部屋にそんなことを言ったって
意味が無いのに
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 16時
