可愛い幼馴染を隠したい【JK】Ⅱ (ページ13)

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YG 「にしても、2人揃って部屋から出てこないんだけど、どうしてくれんの」

『…わ、私に言いますか、それ』

YG 「どうにかしてやれんのお前だけだろ」

そこで私はようやく気がついた

『…ちょっと待ってください、今どこに向かってるんですか』

助手席からでも

運転しているユンギさんがニヤニヤしているのがわかる

YG 「聞かなくてもわかるだろ。笑」

この強引さには頭を抱える

高級車だから下手に暴れられない

…まあ高級車じゃなくても暴れられないけど。

YG 「ジョングガは置いといて、ジミナをどうにかしてくれよ」

『…ジミンさん、ですか、』

YG 「ん、あいつは今自分を責めてるから」

キリッと真剣な表情になって

私は何も言えなくなった

YG 「…お前が誰を選ぼうと関係ないけどさ」

『…はい、？』

YG 「幸せになれる方を選べよ」

信号で止まった瞬間に

私を見ないでそう言ったユンギさん

YG 「好きな女の幸せが、あいつらの幸せなんだよ」

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この人には、堕とせない女性はいないだろうなって思った