花様年華【TH】 (ページ10)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:65,706 hit

花様年華 pt.1 ページ10

.

NJ 「そろそろお開きにしますか」

ナムジュニヒョンのその一言で

隣のヌナはすぐに立ち上がった

JK 「送っていくから、一緒に行きましょう」

『…わかった、』

絶対に俺に言い返せないヌナが可愛くて

俺を羨ましそうに見るヒョン達が面白い

だけど、

俺とヌナは

ただこうやって話すだけの間柄じゃない

俺がヌナの秘密を知ってしまったから

それに、テヒョンイヒョン辺りは気づいているみたいだけど

『…さっき、話す声大きくて、テヒョンさんに聞かれてた』

JK 「…別に、わかんないでしょ。あれくらいじゃ」

『っ…、これがバレたら、すぐにクビなんだから、』

俺があの秘密を知らなかったら

ヌナは多分

平然と俺たちと仕事をして

知らない間にいなくなっていた

.

『…ジョングガにも、知られるはずじゃなかったのに』

JK 「楽屋に誰も居ないか確認しないからでしょ」

ヌナが俺たちの専属になってから数日

.

『…防弾少年団が韓国一になったら、私は辞めます』

『私の目標は、韓国一のグループを作り上げることです』

誰かと電話で話しているこんな声が聞こえたから

JK 「…へぇ、そうなんだ」

『…っ、』

誰が、辞める前提で仕事するんだよ

JK 「…ね、ヌナ。それって、俺が知ってても大丈夫な話？」

『…ヌナ、って、』

JK 「答えて」

『…ダメです、』

韓国一になったら辞めるって

もしかしたら聞こえはいいかもしれないけど

それって

俺たちを捨てるってことと一緒だよね

.