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花様年華 pt.2 ページ20
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テヒョンオッパと出会ってからは
全てがトントン拍子で進んでいった
未成年だけど、働くことを認めてもらえて
私もドンドン惹かれていって
大人の男性ということにときめいたであろう私は
すぐに告白されたのを受け入れた
「今日も可愛い。ずっとそばにいてね」
「誰かに取られないか心配だよ」
嬉しい言葉だってかけてもらえて
私もすごく幸せだった
だけど、それが壊れるのは
前触れもなく、突然のことだった
「ただいま」
『おかえりなさい、オッパ』
テヒョンオッパの家に泊まっていたとき
オッパがおそらく、飲み会から帰ってきたであろう日
「来い」
『…えっ、？』
「来いよ」
いつもの優しい目は無く
いつもの優しいキスも無く
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ただただ強引に、欲をぶつけられた
それが、私の初めてだった。
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 0時
