花様年華 pt.2 ページ23
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「帰ろう、A」
『…オッパ、っ』
「早く家に帰って、二人になろう」
Aの手首を掴んで
無理やり帰ろうとしているテヒョンさんだけど
明らかに嫌がってるし抵抗しているから
…手首に跡ついてるんだろうなあ、
YG 「痛がってますし、離しましょう」
「…関係ないやつは黙っておけ」
『…っ、』
俺の知ってるテヒョンさんは
仕事ができて、気遣いができて、イケメンという
三拍子が揃った人
…だけど、女を悲しませるようじゃ
どれだけ他が良くても、ダメだよな
YG 「…今日は一旦、俺が持ち帰ります。」
「…は、何言ってんの。俺もAも一緒に住んでるんだから、そんなの許されるわけねえだろ、第一、俺らは恋人同士だから」
YG 「…あー、はいはい。そういうのは一旦置いといて。」
さすがに
帰ったら酷いことをされるってわかってるやつを
そう簡単に諦めて返せるわけが無い
…そもそも、ここにはいないっていう情報は
俺からAに言ったから
こんな状況になったのも俺のせいだ
YG 「じゃないと、警察に届けますよ」
「…っ、くそ、」
『…っ、痛い、』
最後にAの腕を振り捨てるように離して
部屋を出ていった
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作者名:あんな | 作成日時:2022年4月10日 0時