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壱馬side
陣)お疲れー！
壱)お疲れ様です！
陸)最高だったなー！
慎)ですね！
樹)やっぱ楽しー
瑠)うんうん！
俺らはライブ後、余韻に浸っていた
でもまさか、ね、
力)はい、もしもし、。えっ、。北人は！？無事なんですか！？
一気に視線が力矢さんに集まった
力)はい、わかりました
力)北人、結構やばい状態だって
陸)えっ、
信じられんかった
いや、信じたくなかったんだ
俺らは新潟にいたはずなのに、いつの間にか東京の病院にいて、目の前には目を閉じた北人がいた
壱)ほく、
壱)っ、ほーく、
呼び掛けに答えることも無い
医)失礼します。吉野さんについてお話したいのですが、2名ほど来ていただけませんか？
力)わかりました、僕と陣くんでいこう
陣)わかりました
力)ちょっとまっててね
壱)はい、
壱)慎、大丈夫か、？
慎)、あ、ぁあ、大丈夫です、、
樹)……
陸)いっちゃん、。
樹)…っ、！あ、すみません、陸さん、
力)……
陣)……
その時、リーダー組が帰ってきた
壱)どう、でしたか、？
力)結構身体も弱ってる。余命1年だったけど、半年も生きれるか分からない状態だって。
陣)もう、本格的な手術もないし、この間の手術も、成功してからその、効果っていうか、そういうのももう無くなってるんやって。今できることは薬とかで病気の進行を遅らせることやって、。
慎)そんな、。
壱)ﾀﾋぬのを、まつしかないんすか、？
力)信じたくないけど、、そういうことになる。
壱)っ、……｡ほく、！ほくぅ、(泣)起きてやぁ(泣)嫌やってぇ、そんなの、(泣)
樹)ぅう、(泣)北人さん、(泣)
でもその日、北人は目を覚ましてくれへんかった
俺らは気持ちが沈んでたけど、
また新潟に戻ってライブを頑張った
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作者名：まこlove | 作成日時：2021年6月19日 10時
