ごめんね。ありがとう。 (ページ11)

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北人side

病気がわかってから数日後

俺は入院を決めた

病院からの手紙を見て必要なものを簡単にリュックに入れ、

ランペとしてできた思い出のものは全て置いてった

だって持っていっても意味が無いから

北)はぁ、

玄関まで行くのにみんなのとこを通らないといけない、

北)よし

北)………

陣)北人！どこ行くねん！

力)北人

さすがに僕も力矢さんの声には止まった

山)この間もそうじゃったな。何を隠しとん？はよ言えや

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

北)はぁ、やっとだ

僕は病院の病室にいる

北)一人部屋でもこんな広いもんなのかな？

メンバーの居ない1人という空間は

今の僕にとっては居心地が良かった

北)胸が痛くなったら、ナースコール、

ナースコールを押す時の確認もした

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

先)吉野さん！こんにちは。

北)こんにちは！

先)何か聞きたいことはありますか？

北)あ、えと

北)僕の病気って治るんですか、？

先生の顔は難しくなった

先)吉野さんの虚血性心疾患という病気は、決して簡単に治るものではありません。この病気で何人もなくなっています。

北)治った人はいるんですか？

先)正直、この病気で治った人は片手で数え切れるくらいです。

北)っ

先)なので、少しづつ、時間をかけてでも治しましょう？

もう治らないんだってことは理解出来た

北)はい、