それでも君が好き 【Fischer'sマサイ】

爆発 ページ25

シルクside


マサイからLINEが来て、Aが泣いて、


気付いたら、マサイの家に走っていた。


シ「おいマサイ」


マ「な、なんだよっ･･･」


シ「お前ふざけてんかよ。」


マ「え？」


シ「なんで好きでもねぇ奴と付き合ってんだよ。」


マ「･･･Aの事忘れたかったんだよ。」


シ「は？」


マ「ずっと悩んでんの辛いから、Aの事を忘れるためにさおりと付き合った。」


シ「･･･っ･･･俺の気持ち考えろよっ･･･」


マ「え？」


シ「俺の気持ち考えろよ！！俺もAの事好きだったけどマサイを応援するために今までずっと遠慮してたんだよ！！俺だってつれぇよ！！」


やばい。爆発した。


シ「･･･ごめんマサ「ごめん」」


マ「俺、最低だな。」


マサイは、涙目で呟いた。


マ「Aの事、よろしく頼むわ。」


シ「は･･･？」


マ「俺、これでやっとAの事忘れられるような気がする。もちろん、これからも一緒に遊んだり動画撮ったりはすると思うけど、片思いっていう苦しみは無くなるんだ。」


シ「マサイ･･･」


マ「シルク、お前ならAを幸せに出来るよ。」


シ「･･･ありがとう。」

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