それでも君が好き 【Fischer'sマサイ】

失恋 ページ24

マサイside


あのあとは、一度解散した。


夕食は、さおりが作ってくれると言うので、夕方になったらさおりの家に行く。


あ、そうだ。


シルク達に報告しねーと。


俺は、Fischer'sのLINEグループに「さおりと付き合った」と送信した。








Aside


家で寝ていたら、心配してくれたシルクが家まで来てくれた。


あ「ごめんね、何回もお世話になっちゃって。」


シ「俺がこうしたくてこうしてるだけだ。気にすんなｗ」


あ「ありがとう。」


その時


♪〜


シルクのスマホに通知が入った。


シ「ん、なんだ？」


シルクがスマホの画面を見て目を見開いた。


スマホの画面を覗き込むと、そこにはマサイからのメッセージで「さおりと付き合った」という文字が表示されていた。


それを見た瞬間、目尻が熱くなって、涙が溢れ出した。


どうして。


さおり応援してくれてたのに。


マサイ取られちゃった。


あ「うっ･･･ｸﾞｽｯ･･･」


シ「あいつ許さねえ･･･」


シルクは、そう呟くと私の家を飛び出して行った。


私はその後も、ずっと泣き続けた。

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