ず る い よ 【Fischer'sシルクロード】

噂 ページ8

学校に付くとシルクが肩を貸してくれて、なんとか教室に着いた。


シルクめちゃくちゃモテるから視線が痛くて痛くて。


教科書を鞄から出したり、色々準備してたら、隣のクラスのンダホとモトキがいつの間にか私の所に来ていた。


あ「あ、おはよう。どうしたの？」


ン「いや、ちょっとさ･･･」


ンダホが耳打ちで「シルクと付き合ってるの？」って聞いてきた。


あ「は！？」


モ「だって、シルクの事が好きな女子とAの事が好きな男子が騒いでたから･･･」


あ「え、待ってツッコミどころ多いな。シルクとは付き合ってないしまず私モテないのに、なんで私の事を好きな男子がいるんですか！！」


モ「しーっ！」


ン「声大きいよ笑」


あ「あ、ごめん」


モ「Aさ、昨日足を怪我したんでしょ？」


あ「まあ、うん。」


ン「それで昨日の放課後と今朝、シルクが送り迎えしてたからそれでみんな騒いでて･･･」


あ「え」


ン「Aさ、自覚ないけどモテてるんだからね。シルクも学年1･･･いや、学校1のモテ男くんだから、あのモッテモテの2人組が付き合ってるなんてなったらそりゃみんなパニックになるよ笑」


あ「えー、めんどくさい。」


隣のクラスには、ギャル系の女子グループがあって、そのメンバーはみんなシルクが好きなんだとか。


あの子達に嫌われた人は必ず嫌がらせなどをされるらしい。


ほんとに嫌な予感しかない。


まずあのグループ名「シルクファンクラブ」らしいしな。


目立たないように気を付けとこ。

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