宿舎の秘密－BTS V－ (ページ30)

今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:121,718 hit

30 ページ30

V side

最近、仕事を終えてから帰るのが楽しみでしょうがない。

鏡を使ってAの世界に行くことが習慣になっている。

そんなある日。

JN「テヒョナ、今日話があるんだ」

V「なんですかー？明日じゃダメですかー？」

NM「出来るだけ早い方がいいんだ」

“はーい”と適当に返事をしその場を過ごした。

そして早々にリビングに集められたメンバー。

V「ねぇなに？みんな暗くない？」

JK「ヒョン、正直に答えて」

JM「最近どう？」

V「調子いいよ？」

JM「テヒョナ、俺には隠し事なしでしょ？」

V「え、なんもないけど･･･なに？何の話？」

俺1人全く話しに追いつけてない。

NM「テヒョナ、俺らから見て、最近様子がおかしいんだ」

V「俺が？いつもどーりですよ！」

JN「じゃあ！･･･なんでみんなと一緒にいる時間が減ってるの？テヒョナがいなことが増えてるの。気づいてる？」

JH「突然消えたり、1人で喋ってたり･･･」

YG「俺らが気づいてないとか思うなよ」

どうして。上手くやってきたつもりなのに。

これだけは話したくない。

守らなきゃいけない。

Aが消えてしまう。

Aのお父さんとも約束をした。

V「ヒョン達にも、ジミナも、グガにも･･･関係ないよ。俺は大丈夫！」

YG「大丈夫じゃねぇーから話してんだよ」

V「もう終わり！話すことない！失礼しますっ！」

今日ばかりは現実から逃げるように鏡を使ってAの世界へ入った。