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小「じゃあ外観見て入ってきてくれたから、お客さん第1号の担当はまっすーだね!」
「よろしくお願いします」
増「こちらこそ、よろしくお願いしまーす」
赤髪で太陽の笑顔の増田さんに思わず胸が高まる。
プロフィールカードを書いて、指定された席に座る。
増「Aさんね、今日はどういう感じにしたいとかある?」
男らしいごつごつした指とは裏腹に、優しく髪を撫でてくれる。
「え…っと、イメチェンしたいなあくらいしか…」
増「何、失恋?」
…………確かにここ最近失恋もしたし、当たってるけど!
増「図星(笑)」
「いや、そ、そうですけど!でも、それとこれとは話が…」
増「わかったわかった(笑)じゃあ、俺好みにしちゃって、そいつ見返してやればいいんだ」
俺好み!?それで見返せるの!?
この人初対面なのにすんごいラフに話しかけるから、話さなくていいことも話しちゃうじゃん。
他の人達も暇だからか、周りに集まってきて話し始めるし。
ほんと、営業する気あるのかな(笑)
増田さんのシャンプーが物凄い気持ちよくて。
初めてシャンプーしてもらいながら寝ちゃった。
増「んふ、そんなに気持ちよかった?」
「は、はい、とても…」
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作者名:MasMi. | 作成日時:2020年1月16日 21時