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「「乾杯」」
今回は無事に企画が終わったことで打ち上げで近くの居酒屋さんにきた。
2人でキンキンに冷えたビールを飲む。
増「今回の企画、Aちゃんに任せてほんとによかった。」
「増田さんの適切なアドバイスがなかったらできなかったです。」
増「…………あの時は冷たく言っちゃってごめんね。」
「……いえ、でもあの言葉があったから、自分を見つめ直すことができたので。」
増「………俺はそんなAちゃんが好きだよ。」
「……………………へ///」
増「………あ………」
「あ……あれですよね!部下としてというか、ライクというか…そ、そうですよね!」
増「………そうじゃないって言ったら？」
「え…………」
増「……………気づいたらAちゃん見ちゃうんだよね。今日いい事あったんだなあとか、いつも同じカフェオレ飲んでるなあとか。」
だから知ってたんだ、私の好きなカフェオレ…
増「……俺さ、来月異動になるんだ。」
「………え………」
増「一応新しい部署の立ち上げでリーダーになってさ。新しく今作ってる会社に。」
「そんな……………」
増「だから、ここの部署の最後にAちゃんに大きい仕事を任せたかった。
俺は、Aちゃんの事が好きだよ。部下としてとかじゃなくて、1人の女性として。」
「…増田さん……」
増「そして、その異動、俺のアシスタントととして一緒に来て欲しい。」
「………………へ!!」
増「………まああのイビリ見て心配になったのもそうだけど、1人のデザイナーとして本当に信頼してるから。
一緒に新しい会社を作るのを手伝って欲しい。」
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作者名：MasMi. | 作成日時：2020年1月16日 21時
