・* * ・yellowstory* * ・*Part2 (ページ2)

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増「立花さん、ペース早いね。」

「へ」

目の前は……確か、増田さん。

愛想笑いしながらご飯に集中してたらお酒が進んでしょうがなかった。

「あ……あぁ、お酒、好きだからですかね。」

増「ここ、ご飯も美味しいよね。」

「ほんと、尚更お酒進みます。」

ふと、増田さんの手元を見るとお酒が入っていなかった。

「あ、増田さん、次何飲みますか?」

増「えー、何にしようかなー。立花さんは?」

「え、えっと、レモンサワーですかね。」

増「あ、ここ、生搾りじゃん。じゃあ俺も。」

増田さんの話し方といい、雰囲気といい、心地がよかった。

人見知りだって言ったら、やっぱりね、なんて言われちゃった。

増「俺、よく1人でカウンターで、こう…かっこよく?酒飲みに行くのが楽しみでさ。」

「あ、すごい分かります。でも私の場合、生活大変になっちゃうんで、お家でおつまみ作りながらしっぽりと。」

増「料理、得意なの?」

「んー、得意では無いんですけど、おつまみ作るのが好きで、いつの間にか調味料とかたくさん買っちゃいますね。」

増「へー、めっちゃ興味あるわ。」