シュガーのお話 ページ43
〜シュガー目線〜
Aに隠していること...。
予想ですが、多分、いやきっと、当たっていると思うんです。
だから少しだけ私の話を聞いてくれませんか?
私とアメリーは双子の姉妹です。
毎日楽しく過ごしていて、とても幸せな日々を送っていました。
でもそんなある日、交通事故で両親が亡くなってしまったんです。
小学六年生の私達はすぐに親戚の家に預けられました。
その家は団地になっていて、隣に住んでいたのが八城舞さんと、八城Aさん。そのまた隣が、海津さんだったかな。
当時の八城さん姉妹は、舞さんが小学三年生、Aさんが幼稚園の年長さん。
家の近くには小さな駄菓子屋があって、よく行っていました。特に好きだったのが希望の飴で、見た目も綺麗で味も抜群に美味しい飴でした。
でもある日...。
いつものようにアメリーと駄菓子屋へ行って、希望の飴を買い、帰り際に食べていたんです。
そうしたら全身が虹色に光り、体は硬直...。
そして気付いたときには────ゲームの中でした。
ゲーム内では、小学六年生と思えないほどの幼い容姿になり、声は出したくても出すことができず、自分の本名も、アメリーの本名も忘れてしまいました。
それから八年の月日が経ちました。
私は20才になって、もちろんアメリーも。
まあ見た目はそんな風に見えませんが...。
そんなとき、声が聞こえてきたんです。
───あなたを救うことができる可能性がある。
それを聞いた途端に、私は死神に変わっていて、そしてAと出会い、使い魔にしてもらったことで死神の姿から解放され、アメリーとも再開できまし
た。
曖昧だけれど、私に唯一残っていたのがこの記憶です。
そして希望の飴を食べたのは、ここに来た原因が希望の飴なら、もう一度食べると帰れるのでは...?
という、かすかな期待があったからです。
ですが、そう簡単には帰ることが出来ないようですね。
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のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
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