希望の飴2 ページ40
(前回の続き)
あのとき、の?
だってこんな、ちょ、ホント、信じらんないんだけど、シュガーが、シュガーが虹色に光ってるんだよ〜!?
あのときってことは、これを過去に経験したことがある...もしくは希望の飴を食べたことがある。
そのどちらかだと思う。
「ねえ、あのときってどういうことなの?この飴、食べたことあるの?」
『.........はい。こんなに早くバレてしまうとは...やはりAはすごいですね』
「バレてしまうって、何か隠してたってことなの?......あっ、怒ったりしないから、シュガーが良ければ教えてほしいな」
『今は、言えません。まだはっきりとしていませんから.....。少し時間をください、近いうちに真実を見つけ出してお伝えします...!』
「うん、分かった。何かあったら必ず言ってね?」
『はい!』
シュガーの部屋を閉じる。
シュガーはシュガーで、隠したいことや言いたくないこともあると思うし...でも、最初から光ることを知っていたみたいに───。
最初から、知っていた?
お姉ちゃんが買ってみてって言った理由は、もしかして...!
あたしは部室を飛び出して、先ほど別れたお姉ちゃんの所へ向かう。
真っ直ぐ
突き当たりに向かって
走る
右に曲がって────
〜舞目線〜
────ドンッ
「「きゃっ!」」
いてててて......。
「わっ、すみません!」
「いえ!こちらこそ!...ってお姉ちゃん!?」
この声は、Aちゃんだ!
私はスカートを払って立ち上がる。
「どうしたの?こんなに急いで...」
「あ、うん、お姉ちゃんに聞きたいことが、あってね」
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のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
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