使い魔・シュガー ページ35
(前回の続き)
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元の世界へ帰還します。
【目を開ける】
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みんなの喋り声が聞こえてきた。
ってことはもう戻ってきたんだよね!
早速死神の様子を見てみよう!
...と思って見てみたんだけど、なんとそこにいたのは黒髪の少女!
これ、死神なわけ!?
「あ、あのっ、死神さん...?」
『Aさん、どうも。私はもう死神じゃないですよ』
"もう"死神じゃない?
「どういうこと?」
『呪いが解けたんです。これが私の本当の姿なんですよ』
なるほど。使い魔にしたから呪いが解けたってことか。
て、そもそも呪い解くために使い魔にしたんだよね。
『あっ、えっと、名前を決めていただきたいんですが...』
そうか、名前!名前決めなきゃ!
「希望とかある?」
『あります!べっこう飴はもちろん、全ての飴が大好きな美人さん!』
この全部が名前!?
いや、まさかね...。
「ごめ、もっかい言ってくんない?」
『べっこう飴はもちろん、全ての飴が大好きな美人さん』
やっぱりこれ全部名前なんだ!
いくらなんでも長すぎ!
「申し訳ないけど...あたしが決めるね!」
『...分かりました!』
飴が好きなのかな?いや、絶対そうだよね。
飴は砂糖で出来てるからシュガーとかいいかも!
「シュガーとかどう?」
『シュガー!気に入りました!』
「はーい!ショップで色々買っとくね!」
『ありがとうございます!』
名前を変えて、シュガーの部屋を閉じる。
ショップで何買おっかなあ。
「A、ちゃん......!えっと、その子との会話、ずっと聞いてたんだけどね...」
「Aさん、使い魔のシュガー、僕たちに見せてくれないかな?」
「お姉ちゃんに朝霧さん!シュガー見せるの?別にそのくらい、いいけど...」
どうせならお姉ちゃんの使い魔アメリーとも会わせてあげたいな。
─────アメリー?
パッと、アメリーの顔が浮かんだ。
何度か見たことあるから覚えてる。
今思えばシュガーにそっくり。
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のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
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