死神と頭脳戦 ページ34
〜A目線〜
席に座って死神に挨拶する。
すると観戦希望が出てきた。
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観戦希望者1名。
【許可】/【拒否】
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って、一人かい!
まあ許可するしかないか。
許可すると、杉浦さんが現れる。
「ちょっと、杉浦さん何で一人なんですかっ!?」
「いろいろあったんだよ、アイツらもすぐ来るだろ」
よく分かんなかったけど、あとで皆も来るんならいっか。
『早く頭脳戦を始めてくれ...』
「オッケー!じゃあ全部ためる選んでくれる?」
『了解だ』
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観戦希望者4名。
【許可】/【拒否】
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あ、今度はちゃんと四人!
えっと、お姉ちゃんと翼、太一と朝霧さんだよね。
許可を押した所で、杉浦さんが低い声で「おい」と言う。
あまりにも迫力があったから、ビクッと肩が上がった。
「お前、呪いが解けたとか言ってAを攻撃したりしたら、ただじゃおかねえからな」
あたしを、守ろうとしてくれてる?んだよね、きっと。
でも...。
「杉浦さん、死神の言うことを信じましょう。嘘なんて付いてないはずです」
「まあAが言うんなら.....分かった。でも気を付けろよ」
「はい!」
杉浦さんって、思ったより心配性で優しいのかも。
「来たっすよ〜!」
この声は太一だ。
他の皆ももう来てる。
「じゃ、始めよっか!」
『ああ』
あたしは攻撃側の時に上段攻撃を選んで、防御側の時には恐怖限界耐性を上げた。
そして死神は全部ためるを選んでくれた。
「これで、使い魔だね!」
顔を上げるともう死神はいなかったから、多分ゲーム機の中だろう。
「さっさと戻るぞ」
杉浦さんはもう目を開けるを選択して現実に戻ったみたい。
「Aちゃんお疲れ!」
「あ、お姉ちゃん!ありがとう!」
やっぱりお姉ちゃんがいるって嬉しいな〜!
だって、ずっと先輩と信じてきた人が実の姉だったんだよ!今でも信じられない。
「さ、僕らも帰るっすよ。また遅くなると杉浦さんに怒られるっすよ」
「そうですね」
よし、あたしも帰ろう。
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のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
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