記憶7 終 ページ24
(前回の続き)
「杉浦さん、ここはちゃんと話を聞いた方がいいかと...」
「ああ、そうだな」
〜舞目線〜
Aちゃんがこうやって泣いてるのにはわけがあると思うんだ。
「翼くん、Aちゃん何かいってた?」
翼くんに小声で話しかける。
「ごめんってずっと謝ってた。あと自分のせいで何とかって」
「そっか、ありがとう」
もしかしたら、ナイトメア関連のことかもしれない。
「Aちゃん、何があったのか教えてくれる?」
「うん......思い出したんだ...ナイトメアに力を貸したときのことを.........(略)」
え、じゃあそれって
「てことはさ、俺と八城さんもその石に触れて力を奪われたってこと?」
うん、私もそう思う。
「あ.......そういうこと...」
「うん、だから私達も覚えてないだけで同じことをしたんだと思うよ。だから、Aちゃんのせいじゃないよ」
だったらあの緑の石に入ってるのは私達の力...。
〜朝霧目線〜
杉浦さんに全体の指揮を任されたけど...。
どうやればいいんだろう。
「朝霧さーん!点呼でなんも伝えることないのー?」
陽子さんが言う。
「あ、そうか点呼!」
うう、いつも聞いてるはずなのに.....。
「ええっと、あ、これか」
机の上の〈点呼〉と書いてある紙を見る。
「無事特別イベントをクリアした。メンテナンスが開けたら各所属ごとでレベル上げ。以上」
これで終わり?かな?
「あはは!朝霧さん棒読みすぎ!しかもその紙どうりに読みすぎじゃん!もっと分かりやすくまとめないと〜」
またまた陽子さんにつっこまれてしまった。
僕ってそんなに頼りないのかなぁ。
ふとドアの方を見ると、数学の先生が立っていた。
「みっ、ミーティングを終わります!」
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のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
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