検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:13,418 hit

神沢との出会い4 ページ13

...ハッ。
目を開けると、またあの部屋に戻されていた。

あれは、夢だったのかな。

「おいっ!Aがいたぞ!!!」

「...杉浦さん」
杉浦さんだ!

「会いたかったですっ!」
「あ.....ああ、俺も、だ」

「おい、お前どこ行ってたんだ?」

さっき起きたことを説明しても信じてくれるか分からない。

「...暗い部屋に飛ばされて、神沢に会いました。でも詳しいことは、イベントが終わったら話します」

「神沢に!?」

「...はい」

「分かった。イベントが終わったらまた教えてくれ。今は舞達の所に戻る」

〜翼目線〜

『海津さん。お久しぶりです』

チッ...神沢か。

「なんか用なの?」

『ええ。用がないと出てきませんよ。私はバカではありませんから』

「十分バカじゃん」

『相変わらず生意気ですね。まあいい。あなたにお話があります』

「さっさとしてよね。俺、みんなの所に戻らなきゃなんだけど」

神沢ウザ。
頭どうかしてるよね。

『あなたはAさんを事故に会わせましたよね?』

なんでそれを知ってるんだ?

「は?何言ってんの?」

『とぼけても仕方ありませんよ。私は全てを知っていますから』

「...知ってたところで何になるの?」

『今からあなたの記憶を正常に戻します。目を瞑ってください』

記憶を正常に...ね。
胡散臭い。
まあ他にできることもないし。

俺は目を瞑る。

『もう良いですよ』

目を開ける。

『記憶が戻ったか確認します。宇都宮Aに姉はいますか?』

「八城さん?てかさ、なんで記憶を消したわけ?」

さっきまで、こんなこと思わなかったのに。

懐かしいって感じる...

昔、三人でよく遊んでた...


『フフフ...正解です。記憶が戻ったようですね。あとはご自分で記憶を正常にしていってください。記憶を消した理由は秘密です。では、最終決戦で、お待ちしております』


━━━━━━スッ

神沢との出会い5 終→←神沢との出会い3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
9人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のぞみっち(プロフ) - 文才なんて皆無です!むしろももちさんの方が文才ありまくりで羨ましいです! (2020年10月7日 20時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - のぞみっちさん» 初めてだったんですか!?ぶ、文才がありすぎて鳥肌が…(( (2020年10月6日 19時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ありがとうございます!私も初めて書いた小説なので少し寂しいです(;ω;`) (2020年10月6日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)
ももち(プロフ) - 続編おめでとうございます!次回でこの話が終わるかもと思うと寂しいです… (2020年10月6日 18時) (レス) id: 577bcb828a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみっち(プロフ) - ぷりりんさん» いえ、こちらこそすみません...!これは私のミスなので、お節介だなんてとんでもないです!むしろありがとうございます^ ^ (2020年6月21日 19時) (レス) id: 77bb0710e2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のぞみっち | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年3月29日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。