round…8 ページ8
＊JS
息を切らしながら玄関のドアを開け奥の部屋に進んで行くと、ベットの下に膝を抱えて俯きながら座っているAがいた。
とりあえず隣に座ると存在に気がついたのかビクッと肩を震わせた。
どうすれば良いのか分からなくて黙っているとｽﾞﾋﾞｯと鼻をすする音が聞こえてきて、もっと頭が混乱した。
なにがAをこんなにも苦しめているのか俺には分からないから、俺は不器用だから、その涙を止めることができないけど、、、寄り添って手を握るくらいならできる。
そんな思いでAの手をギュッと握った。
Aの手はびっくりするほど冷たくて、指を絡めて握り直してもっと強く握った。
本当は、、、抱きしめたりできれば良いんだけど、俺はまだまだ子供だからさ、、、そこはわかってね。
強く握ってわかった、Aの手は凄く小さいってこと。
こんなに強く握ったら折れちゃいそうで少し力を弱めると今度はAがギュッと握ってきた。
愛おしい。とは、こういう時に使う言葉だろうか。
、、、どうかこの沈黙が永遠に続いて、、、
グゥゥウ〜
『、、ぷっ、、ふふっw』
JS「、、、」
『ふははっ、、、チソアーwww』
お腹の虫に勝てないなんて、、、本当子供だな俺、、、
JS「、、、違うから！Aを笑わせようと思ったの！！」
『はいはいw何か作るねww』
そう言って立ち上がったA、自然に離れる手、熱くなっていた手が徐々に冷めていく。
寂しいとは思わない。
だって、
『チソン、、、ありがとう、』
JS「、、、うん」
きっとこれからは、いつだって、手ぐらいなら、
握りしめることができると思ったから。
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さくらんぼ(プロフ) - くまこさん» 喜んでもらえたのなら光栄です！更新頑張りますね…！！！ちなみに私は…なんと！ロンジュンやジェミンが好きです！みんな好きです！！！ (2021年1月4日 10時) (
レス) id: f34892aafc (このIDを非表示/違反報告)
くまこ - 第二推して言うかてよんくんとじぇの推しだけど(要らない情報ですね。) (2021年1月4日 0時) (レス) id: 0e6ba80af5 (このIDを非表示/違反報告)
くまこ - やばい！！私の第二推しと姉の推しが戦ってるじゃないか！私幸せ者じゃん！次の更新待ってます！！ (2021年1月4日 0時) (レス) id: 0e6ba80af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ | 作成日時：2020年6月27日 11時
