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No.10 ページ11

中也side

リヴァイ達が巨人化能力を持つ奴に
面会してから数日。
今日はエレンの審議の日だ。
審議場にエレンを連れて行くハンジの付き添いで、俺とミケも行く事になった。
ハンジ「ねぇねぇ、どんな子なのかなぁ?
巨人みたいに怪我も治るのかな?
もしかしたら心臓を刺しても死なないんじゃ?
ふふふふふ」
中也「ハンジ、興奮しすぎだ。
気持ち悪い」
ミケ「壁外調査の時と同じだろう」
ハンジ「お、ついた」
一番奥の牢に行くと、
ハンジはガシャンと音を鳴らし、
鉄格子を掴んだ。
エレン「!?」
ハンジ「・・・君がエレンだね?」
太宰とは違う意味で気持ち悪い笑い方をしながらエレンに問いかける。
・・・怯えさせてるじゃねぇか。
ハンジ「ごめんねぇ、待たせてしまって。
でもやっとここから出られそうなんだ。
・・・ただ、これをつけなきゃだけど」



エレンに手錠をつけたまま、
廊下を進んで行く。
ミケに臭いを嗅がれ、
後ろには武装した兵士がいるせいか、
肩身が狭そうだ。
ハンジ「私は調査兵団で分隊長をやっている
ハンジ・ゾエ。
彼は同じく分隊長の、ミケ・ザカリアス。
彼はそうやって初対面の人の臭いを嗅いでは、
鼻で笑う癖がある」
とてつも無く顔色が良くない。
どう見ても困らせている。
中也「・・顔色が悪いようだが、大丈夫か?」
エレン「えっ、だ、大丈夫です」
中也「それなら良かった。
俺はリヴァイ班のチュウヤ・ナカハラだ。
ハンジが困らせてしまったようですまないな」
ハンジ「えー、
別に困らせるようなことはしてないよー・・・
・・・あー!ごめん!
無駄話しすぎたみたいだ!
もう着いちゃったけど・・・」
中也「・・・説明してなかったのかよ」
デカイドアの前にエレンを誘導する。
よく分からず、結構動揺しているようだ。
・・・無理もないと思う。
ハンジ「うん、大丈夫。
むしろ説明なんて無い方が良いんだから。
・・・勝手だけど、我々は、
君を盲信するしか無いんだ。
・・・検討を祈る」
それを最後に、扉を閉める。
振り返ったエレンが、
「訳が分からない」という顔をしていたのは、
気のせいでは無いだろう。
ハンジ「・・・さて、私達も、
証言者側の席に行こうか!」
中也「そうだな」
ミケ「急ごう」

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迷い人 - 文スト×進撃の巨人最高です!続きが気になります、更新がんばってください!! (2019年8月1日 21時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱橋夕 | 作成日時:2019年5月23日 4時

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