甘いですね、恥ずかしいですね。―夜久衛輔 ページ16
＊カレカノ 部の先輩後輩＊
・
黒尾「おつかれーっしたー」
「「「っしたー」」」
クロ先輩の掛け声で、今日も部活は無事終了。
つくづく、バレー部でマネージャーやってて良かったなと思う。
大好きなバレーがあって、そしてそれに青春をかける仲間達がいて。
あと――――
夜久「悪い、今日もちょっとレシーブ練！」
A「はい、手伝いますね！」
大好きな、彼氏も、いる。
・
・
私達二人だけの体育館に響く、小気味良い音。
最近、大会を意識してか夜久先輩は毎日残って練習をしている。
―――――『リベロとしての責任を…果たしたいんだ』
そう強く言ったのはいつだったか。
私は毎日夜久先輩のレシーブ練に付き合っている。
…そうでもしなきゃ一緒に居る時間がないし。
一応、私もバレーはできるから問題はない。
・
夜久「今日さー―――」
学年が違うから、お互いに起こった出来事はこの時間に交換していく。
夜久先輩は、喋りながらも器用にレシーブを返していく。
気を使ってたくさん喋ってくれているのかもしれない。
もっと一緒にいられれば、なんて。
やっぱり不安なんだ。
・
今日もいつも通り一時間ほどで練習を終える。
ボールを拾い集めて、帰りの準備をする。
夜久「A」
A「はい…？」
夜久「俺さ、ちゃんと好きだから、お前の事」
A「……っ！」
夜久「…だから、不安にならないで。…不安にさせてるのは多分、俺だけど」
なんて苦笑いをしながら私の元へゆっくり、ゆっくり歩いてくる先輩。
―――なんだ、…お見通しってことか。夜久先輩には。
私の事を、分かってくれてる。
・
A「…っ…ふぇ……っ」
夜久「あーもー、泣くなって…。……ごめんな」
練習の後で熱をもったジャージの袖で、先輩は私の涙をぬぐう。
夜久「学年違うから、不安にもなるだろうけど。何かあれば俺に言えばいい」
A「…先輩」
夜久「ん」
A「大好きです…っ！」
ぎゅ.
夜久「はいはい。……俺もだよ」
そう言って先輩は、私を抱き締めたまま、髪にキスを落とした――――。
・
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んー - とても面白かったんですけど『口移し。＿黒尾鉄郎』のとこで、「私黒尾鉄郎は(ry…」っておかしくないですか? (2016年3月6日 20時) (
レス) id: 18321e5dd3 (このIDを非表示/違反報告)
無気力ちゃん - 国みん可愛すぎー！襲っちゃうぞ☆ リクなんですけど、テスト前に図書室で勉強教えてもらって、耳つぶで告白してもらう、ってゆーのお願いできますか？更新頑張って下さい！応援してます☆ (2016年2月15日 23時) (レス) id: c74ba72be9 (このIDを非表示/違反報告)
アルスマグナ - 萌え萌えキュンキュン♪ (2015年4月5日 14時) (レス) id: e73004b934 (このIDを非表示/違反報告)
猫ぬーぴーＺ(プロフ) - とってもきゅんきゅんします！リクでベタですが、重たい荷物を持ってくれるとかお願いできますか？無理なさらずに頑張ってください！応援してます！ (2015年3月31日 22時) (レス) id: 9470672b2e (このIDを非表示/違反報告)
雛(プロフ) - 岩ちゃんかわいいですね。続き楽しみにしてます。 (2015年3月27日 19時) (レス) id: 66de78f055 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2014年11月9日 21時
