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亮ちゃんによって潰された隆くんは
顔を赤くしてソファで寝てしまった。
体が冷えないように毛布をかけていると
お風呂から上がった亮ちゃんが「やりすぎた」と笑った。
「隆くんもよくついていったよ」
『起きたら謝らなきゃ』
まだ濡れている髪をガシガシと雑に拭くと
わたしの方を向いて両手を広げた。
「きて」と言われるから思い切り飛び込んだ。
お風呂上がりの亮ちゃんはすごくあったかい。
『Aもありがとう』
「なにが?」
『急に言ったのにここまでしてくれて』
「亮ちゃんも手伝ってくれたから」
静かな空間にわたしたちの声が響く。
『明日休み?』
「午後から休みだよ」
『じゃあ午後から出かけよう』
「ほんとに?」
『本当。だからお風呂はいってきな』
「約束だからね!」
亮ちゃんに向かってそういうと大きく頷いて背中を押された。
明日が楽しみだ。
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あ - 東京リベンジャーズぜひお願いします!!!!! (2022年8月28日 23時) (レス) id: fd2d545c3a (このIDを非表示/違反報告)
おはぎとだんご(プロフ) - とてもきゅんきゅんしております。ありがとうございます、、、! (2021年6月4日 22時) (レス) id: 1cc5216453 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます!これからも楽しみに待ってます! (2020年8月10日 22時) (レス) id: 1c6164a0e9 (このIDを非表示/違反報告)
Yui(プロフ) - 続き気になります!更新待ってます>< (2019年10月17日 10時) (レス) id: 7c69be82b3 (このIDを非表示/違反報告)
Ayuuna2006(プロフ) - 初めまして!今日見つけて全部読んじゃいました(笑笑)面白かったです! (2019年3月16日 9時) (レス) id: 5c469ab5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花霞 | 作成日時:2018年12月9日 19時