よそみしないでキスをして【赤】

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流星の言葉に「そやな」と賛同きてくれて胸がジーンと熱くなる。




桐山「ひと肌脱いじゃいますか！」




本当に制服を脱ごうとする照史先輩を濱田先輩が一生懸命止めて、

淳太先輩は頭を叩いてた。

かみちゃんと流星は笑っててのんちゃんは「いけ！親方！」とガヤを入れてる。

みんなにつられて私も思わず笑ってしまって

さっきまでの空気が嘘のように明るくなった。


お弁当を食べてからゆっくりして

昼休みがもう終わってしまう時間になって各自教室に戻った。

教室に戻っても私とかみちゃんの会話は止まらなかった。




「ほんまにあれはあかんて」


神山「綾瀬ほんまに嫌そうな顔してたもんな」


「嫌そうな顔してないから」




笑いながらさっきの出来事を振り返ってると

ダルそうな顔をした右手に携帯を持ってる大毅くんが来た。

大毅くんはそのまま、すぐに机に伏せた。




かみちゃんが大毅くんを睨んでたことは

見てないことにしたほうがいいのだろうか。





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