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...
りゅうくんの腕にくっついてるお姉さんは私を笑う。
それが1番、怖い。
「わ…っ、」
グイッと掴まれた腕はそのまま優しく惹かれて
神山さんの胸へと飛び込んだ。
神山さんの顔を覗くと優し1番笑顔を向けてくれた。
神山 「もうあんたのやないねん。話しかけんでや」
私の髪にそっと触れた神山さん。
神山 「俺好みの髪型やねん、かわええやろ？」
びっくりした表情で私を見たりゅうくんは
「年上やったら誰でもええんや、」と
重い言葉を落とした。
ポロ、と私の頬に涙が伝う。
そんなこと、ない。
私はりゅうくんに、本気で恋してたのに。
「……最低やね、りゅうくん」
私の重く呟いた声は止まることを知らない。
「年上やったら誰でもいい？
ふざけないでよ、誰でもいいわけない！！
りゅうくんだから好きになったのに…っ！！
もう2度と、…私の前に現れないで。
…今までありがとう、……藤井、さん…、」
これ以上ここにいたら涙が止まらない気がした。
吐いた言葉は暗闇に吸い込まれて、
2度と帰ってこなかった。
りゅうくんの「ごめん」という小さな囁きは
私に届くことなく転がっていった。
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花霞(プロフ) - ３６９さん» こちらこそわざわざコメントありがとうございました！そう言っていただけるととっても嬉しいです！！ (2018年2月1日 17時) (
レス) id: c6298e217e (このIDを非表示/違反報告)
３６９ - めっちゃいい話でした♪こころが暖かくなるお話しありがとうございました♪ (2018年1月31日 23時) (レス) id: 8ecda79c7d (このIDを非表示/違反報告)
花霞(プロフ) - もんさん» すいません！！藤井さんが重岡さんになってました。ご指摘ありがとうございます。いま、修正ができないのでもう少しお待ちください (2017年10月21日 14時) (レス) id: c6298e217e (このIDを非表示/違反報告)
もん(プロフ) - 29話、しげ出てきてるんですけど、間違えてますよね…？ (2017年10月21日 13時) (レス) id: a091b32508 (このIDを非表示/違反報告)
花霞(プロフ) - 夏さん» まったく気づきませんでした、わざわざご指摘ありがとうございます、直ちに修正して参ります (2017年8月28日 15時) (レス) id: c6298e217e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花霞
| 作成日時：2017年5月20日 1時
