038 : アルデラミン ページ38
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午前中はなんとか頑張っていたはず
記憶は曖昧だけどお客さんと話したのはなんとなく覚えてる。
それでも足元のふらつきはどうにもならなくて
ロッカールームに連れていかれたと思ったら
「帰る支度をしてください」なんて言われて
半強制的に早退をすることになった。
平日の昼間から家にこもるのは気がひけるけど
いま無理したらもっと長引くと思って大人しく家に帰ることにした、けど
「暇だ」
普段見れないお昼の番組が見れて嬉しいけど
ただ流れてるだけで全然みる気にならない。
…亮くんが出ていないからなのかな。
ここの部屋に亮くんがいたなんて
夢みたいだったなぁ、
わたしの中の夢じゃないよね、ちゃんと実物が来たよね
「…あれ、わたしこんなの持ってたっけ」
黒いパスケースが１つ、ソファの側に落ちていた。
こんなの持ってないから他の人のだ。
…亮くん？でもウチにあげたの亮くんくらいだしなぁ
ラインしておこうかな、
って電話番号は聞いたけどラインは聞いてないや。
どうしようどうしよう…
でもなかったら困るよね、電車乗れないし…
いいや、電話しよう
留守電だったら留守電に入れておけばいいし
なんでこんなに緊張してるんだろう
やっぱり好きな人だからなのかなぁ
「よし、かけるぞ」
亮くん と書かれた画面とにらめっこして
深呼吸をしてボタンを押した。
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みるく(プロフ) - 続きまってます😭 (2月23日 0時) (
レス) id: 831d9c5ab9 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - この作品大好きなので、連載またしてくれて嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年6月1日 23時) (レス) id: b47de58dc9 (このIDを非表示/違反報告)
リョウ(プロフ) - また、吉沢君の小説を書いてくださりとても嬉しいです！更新頑張って下さい！ (2018年10月5日 8時) (レス) id: 7c0cec81f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花霞
| 作成日時：2018年10月4日 21時
