037 : キタルファ ページ37
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Ryo
『Aちゃんこそ仕事は？』
「あ〜、うん」
『ん？なにかあったの？』
「ううん！なんでもないよ、」
明らかに「なにかありました」って声だけど
昨日がっつきすぎたから今日は大人しく身を引く。
そんなガツガツ行ったって
嫌われるほうが俺は何倍も嫌だから。
「あっ、そうそう。それでね、本題なんだけど」
「亮くんわたしの家にSuica忘れた？」と聞こえた。
…スイカ、Suica？
あれ、俺今日持ってなかったっけ。
バッグを慌てて確認するといつも入れてるはずのパスケースだけが見当たらなかった。
…昨日、Aちゃんの家に忘れたのか。
『うん、たぶん俺のだと思う』
「よかった…ウチに来たの亮くんくらいだから違ったら誰のだろうって迷宮入りするところだったよ」
『え、家に行ったの俺くらいなの？』
「うん、だって酔ってると思ったし…どうしたの？」
『え？あ、なんでもない。今日の夜取り行くよ。
そろそろ撮影始まるから切るね』
「わかった、撮影頑張ってね」
『ありがとう』
ツー、ツー、と電話が切れた音が聞こえてくる。
「っしゃ！！」と思わずガッツポーズをしてしまった。
昨日の俺、ほとんど記憶にないけどよくやった。
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みるく(プロフ) - 続きまってます😭 (2月23日 0時) (
レス) id: 831d9c5ab9 (このIDを非表示/違反報告)
梨菜(プロフ) - この作品大好きなので、連載またしてくれて嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年6月1日 23時) (レス) id: b47de58dc9 (このIDを非表示/違反報告)
リョウ(プロフ) - また、吉沢君の小説を書いてくださりとても嬉しいです！更新頑張って下さい！ (2018年10月5日 8時) (レス) id: 7c0cec81f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花霞
| 作成日時：2018年10月4日 21時
