004 K ページ4
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放課後になっていつものように嘘をついてから
理科室に向かった。
窓側の後ろから3番めの席。
机の中を確認すると白い紙が綺麗におられていて
「Kくん」と丸っこい字で書かれていた。
それを取り出してから急いで昇降口に向かう。
あんまり遅くなるとあいつらが探しに来るから。
『ごめんごめん、』
重岡「よし、神ちゃん来たし帰るか!」
しげの声に「うい〜」とダルそうに返事をした流星とのんちゃんは相変わらずイケメンで
周りの女子からの視線を痛いくらい感じる。
ほんまに、羨ましいくらい背が高い。
藤井「…あ、」
小瀧「ん?どうしたん、流星」
藤井「森戸さん、また明日な」
「…へ?あ、うん。ま、また明日…?」
たまたま前を通りかかった森戸ちゃんに挨拶する流星。
クラスメイトに挨拶するなんて当たり前なのに
なぜか胸の奥がギューっと苦しくなった。
『森戸ちゃん、また明日な〜』
「あ、また明日っ」
平然を装って俺も森戸ちゃんに挨拶をした。
森戸ちゃんは流星のときよりも声が大きくて、
少しだけ優越感に浸る。
森戸ちゃんは俺のこと、
ただとクラスメイトとしか見ていないのに。
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かみやまつしま♪(プロフ) - 完結してすぐ見つけて、ドキドキキュンキュンしながら読ませていただきました!私も続編希望します…!!! (2018年12月20日 23時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
瀬菜 ..。(プロフ) - 初めまして。ランキングから飛んできて、初見だったんですけど勢いで全て読みました。とてもきゅんきゅんしました...!神山さんがもっと好きになっちゃった。素敵なお話をありがとうございました! (2018年12月15日 7時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます!最後まできゅんきゅんしてました!楽しかったです(*^^*) (2018年12月15日 1時) (レス) id: faa7b83006 (このIDを非表示/違反報告)
ハルタ(プロフ) - 完結おめでとうございます!とってもキュンキュンするお話で、読みやすくて、素晴らしい作品でした。ぜひ、続き読みたいです。頑張って下さいp(^-^)q (2018年12月10日 21時) (レス) id: 3eaa2e0c73 (このIDを非表示/違反報告)
あおのりちゃん - とっても素敵なお話でした!このお話は私の中で一番大好きなお話です!もし出来たらでいいのですが、続編をつくってくださると嬉しいです! (2018年12月10日 17時) (レス) id: b890d2b513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花霞 | 作成日時:2018年9月23日 13時