私の幼馴染は。5【吉沢亮】

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佐藤「勝地！勝地！勝地！」



佐藤さんが突然名前を呼んでからみんなで勝地さんの結婚祝い。

指輪を見せる勝地さんは見ている私が幸せになるくらい
嬉しそうな雰囲気をまとっていた。



小栗「あれ、もう1組…？」



勝地さんに拍手をしてると小栗さんのそんな声が聞こえて来て
お客さんから「キャー！！」という黄色い歓声が聞こえてくる。



福田「前出たほうがいいんじゃない？」

「え、控え室で何も言ってなかったのに！」

ムロ「みんなで我慢してたから」

「ちょっ、岡田さん！！裏切り者！(笑)」




監督の言葉に反応した岡田さんが私をグイグイ前に押した。
亮ちゃんの方を向くとムロさんと監督の2人がかりで前に出されてる。



菅田「言うたほうがええんちゃう？亮くんが言うか」

『まじすか、』

小栗「隣並んじゃいなよ、俺らの間来る？」

「主演じゃないんで、(笑)」



小栗さんの提案を却下したら
菅田くんに指示されて私が真選組のところに行くことになった。

隣に並ぶとさらに歓声が聞こえて恥ずかしくなる。




『えっと、僕たちは』




話し始めたと思ったら黙り込んだ亮ちゃん。
見上げると亮ちゃんは私のほうを見つめていて私の手を握った。



『付き合うことになりました！』



そのあとのことは心臓がうるさくてほとんど覚えてない。

ただみんなの「やっとかよー」っていう温かい声は聞こえてきた。




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