誰かタイトル教えろください【夏油傑】【呪術廻戦】

オイシクナイヨ！！ ページ46

五「うっわぁ…酷いね、傑がやったの？」

『傑以外に誰がいんの？ていうか苦しい離せ』

五「丸見えだから早く治しな？」

『言われなくても治しますぅ〜』





声と、見えないけど顔もムカついたからその場で反転術式してやった。

よし！綺麗さっぱり☆



ふぅ、と溜息をつくと横からのウザイ視線に気づく。





『何見てんだよ金取んぞ〜』


五「……いつもそんな感じなの？やる時」

『え？何？下トーク？下トーーーーク！』

五「いつもそんな付けられんの？」

『付けられる。そして消すなって言われる』

五「ハハッ、すっご。独占欲の塊じゃん」







ケラケラ笑う五条に腹が立つが確かに傑は独占欲の塊だ。愛されてんなーと思う。えへ。


ニヤニヤと一人で笑っていたら急に腕をグイッと持ち上げられた。え？









『五条？』

五「……ほっせぇ腕」



『はー？急に何……

……イッダ！？』








五条は何を思ったか私の手首に思いっきり噛み付いた。

”思いっきり”、だ。




血が滲んでポタポタと垂れてくる。









『ナ、ナ、ナ、ナ、ワタシオイシクナイヨ！？！？？』




ブンブンと腕を振るとすぐ離してくれた。

は？は！？怖！！怖いわ！！サイコ！！サイコ！！！！






五「いやぁごめんごめん、つい」

『意味が分かりませんが！？』

五「……」


『何笑っとんねん！！
痛ぇ〜！！これは慰謝料請求だぁ〜！！有り金全部出せ〜〜！！！』


五「も〜、ちょっとした悪ふざけでしょ？そんな怒んないでよ治せるんだからさ〜」


『だからお前はゴミクズ野郎って呼ばれるんだよ、私に』








全くもう…なんなんだ一体…なんてブツブツ言いながら反転術式しようとしたら血の出る手首に手を添えられた。

残された札束と私。→←魔法使いのお姉さん。

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