誰かタイトル考えてごらん【夏油傑】【呪術廻戦】

理屈が通じない奴。 ページ9

『え？なんか言った？』


五「いーや、なんにも。
ほら早く行けよ、傑待ってんじゃねーの」


『え？五条行かないの？』

五「いや、僕は…」

『五条も行こーよ』

五「は、ちょっ、おい」




なんか知らんけどモタモタしてるから五条の手を掴んで引っ張ってやった。

あれ、触れる。無限解いてるんだ。
友達といる時は解いてくれてるのかなって思ったらちょっとだけ嬉しくなった。ちょっとだけな。




五「おいA、傑にキレられんぞ」

『へ？なんで？』

五「これじゃ手繋いでるみてぇだろ」

『繋いでないよ？掴んでるんだよ？』

五「そういう理屈が通じる奴か？傑は」

『おっとそれは一理あるな』





無駄に綺麗な五条の手を離して目の前の襖を思いっきり開けたら、バーンッ！と跳ね返ってまた閉じた。あちゃー。





夏「A、戸は静かに開けなさい。
憂太が驚きすぎてひっくり返っただろ」


『めんご☆
大丈夫かああポン太あああ！！！』


乙「だ、大丈夫です…すみません…」



ひっくり返ってるポン太の手を掴んで立たせる。
わ〜だいぶ緊張してるみたいですね。汗すごいし手震えてる。



『まぁそんなに固くなるなよ！大丈夫大丈夫！』

乙「は、はい…すみません…」

『謝るな！！』

乙「はいっ！！すみっ…はい！！」

『ウケる』

夏「こら、憂太で遊ぶな」

『傑たん私も着いてっていい？』

夏「いいけど…静かにできる？」

『できる！！！』

五「無理だな」

『できる！！！やれば！！できる！！！！！』





五条に呆れた顔で見られながら教室へ向かった。

目隠ししてても呆れた顔してるって分かっちゃうのはきっと長年の付き合いのせいですね。はい。

拍手してよ。→←ぽぽぽぽーん。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す