誰かタイトル考えてごらん【夏油傑】【呪術廻戦】

私うるさいな？ ページ47

「！？……何笑ってやがる……」

『ふっふっふ、お前はここで終わりだぜ
ビッグマン』

「は…？」




『………覚悟ぉぉぉおおお！！！！！！』



「！？グァアァァアアア！！！！！」





………はい、茶番でした。
どいつもこいつもなんなの？思いっきり蹴り上げたら失神したよビッグマン。

ビッグマンのビッグマン蹴り上げたら失神した…ブフォッ！！ビッグマンのビッグマン！！！









『さて、帰るか……「動くな」…っ！？』



……嘘、もう一人いた。
え、いつからいた？全然気付かなかったんだが。

ていうかやばいなこれ…こいつの術式か？身体が全く動かない。


呪言？いや違う……あ！！影か！！影で縛られてるんだ！！シカマル？シカマルなの？だってばよ？違うか。





「……俺は生温いことはしない。”生け捕りにして連れて来い”と言われただけで”傷をつけるな”とは言われていない」


『ぐっ……！！』





背中に刃物が刺さる感覚がした。痛いんですけど。

しかもこれ…毒塗ってるな…？身体が痺れて尚更動けなくなった。

クソ…早く反転術式を……




『ぅ”あっ！？！？』



ぐっと差し込まれ、貫通した刃先が視界に入る。

口の端から血が垂れた。わーお、久々にピンチ。
助けてアンパンマン……




「殺さなきゃいい。生きてさえいればいい」



ブツブツ喋ってる背後の奴は楽しそうにグサグサ刺してくる。いや、死にますて。

刺される反動で反転術式が上手く使えない。
毒のせいで目眩がすんねん……オーマイガー……




「ククッ……クククッ……アハハ、アハハハハハ！！！！！」


『……っうる、せー…』

「さっさと眠れ。連れて行ってやる」




覗き込んできた男はメチャメチャ鼻毛出てた。ダッセー。





あー、そろそろやばい…本当に意識が……



………目を閉じかけたその瞬間、背後の男が突然横に吹っ飛んだ。






『……？』





反動で倒れそうになった私は何かに包まれる。

……え…何…？









「お姉さんっ！！大丈夫！？！？」




『………ええ……誰ぇ……』





なんか知らん若者が視界いっぱいに広がった。誰ぇ。

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