誰かタイトル考えてごらん【夏油傑】【呪術廻戦】

傑のフレンチトーストは優勝モノ。 ページ39

夜風にあたりながら帰路に着く。
こんな夜も悪くない。ただ、結構寒い。




『………もうすぐ12月かぁ…』

夏「今年のクリスマスは何をしようか」

『っ！』




……クリスマス。というよりはクリスマスイブか。
ついにあの日が来てしまう。






夏「……A？」

『！な、なに？』

夏「いや、急に黙ったから…どうかした？」



『っ……

…んーん！なんでもないよ！明日の朝は傑のフレンチトーストが食べたいなーって考えてただけ！』





……やばい、顔見てたら泣きそうになってしまった。誤魔化せたかな、無理があったかな。



夏「ふふ、そっか。なら明日はフレンチトーストだね」



傑はそう言うと満足そうに笑った。
……良かった、気付かれなかったみたい。


この笑顔を守れるように、こうしていつまでも隣を歩けるように、なんとしてでもあの日を無事に乗り越えないと。








『……クリスマス、何しようかね！』





………来たる12月24日。その日は着々と迫る。









───『というわけでどうすればいいと思う？』

七「………さぁ」

『さぁ？』




ケンティーと灰原の事務所に来た。
だって！！24日何すればいいのか！！作戦立てないと！！！




灰「おふたりで家でゆっくり過ごすのはどうですか！！」

『そんなんでいいのか？いいのか！？』

七「いいんじゃないですか」



灰「外食もいいですね！！」

『外食！？いいのか！？外に出ていいのか！？』

七「いいんじゃないですか」



灰「とにかく、夏油さんのそばから離れないようにするのが一番大事ですよね！！」

『だよな！そうだよな！！』

七「いいんじゃないですか」



『ケンティー？お前ちゃんと話聞け？先輩命令だぞ？』


七「…………はぁ」

『ため息つくな！！幸せが逃げるぞ！！吸えーーー！！！！』






ギャーギャー騒いでたらケンティーにデコピンされた。痛い。ケツになった。

脳裏に焼き付くトラウマ。→←頭がケツになった。

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