誰かタイトル考えてごらん【夏油傑】【呪術廻戦】

頭がケツになった。 ページ38

五条にデコピンされて頭割れました。パッカーン。



『ケツになった。五条のせいで頭がケツになった』

夏「おいで、ヨシヨシしてあげよう」

『ヨシヨシしてぇ……』



しゅぐりゅきゅんはちょっと酔ってきたみたいです。
完全に酔ってしまう前に水を飲ませましょう。









硝「そろそろお開きにする？」

『しよかー』

五「硝子一緒にタクシー乗ろ、どうせ高専でしょ」


硝「どうせとか言うな。
ま、仕事残ってるからそのつもりだけど」


『じゃあすぐたんは私と一緒におててつないで帰ろーね』

夏「うん、そうだね」









五条と硝子と別れ、さぁ帰るか〜ってなった。

タクシーいるから捕まえようとしたら腕を下げられてそのまま手を引かれて歩き始めた。え？タクシー乗らんの？



夏「少し歩こう、お酒を抜きたい」

『あ、うん』






手を繋ぎながら夜の街を歩く。
なんか、ちゃんとこうやってラブラブ歩くの久しぶりかもしれない。





『今日はありがとね！お迎え来てくれて！』

夏「正直気が気じゃなかったけどね」

『へ？何が？』


夏「送り出したのは自分だけどAは嫌がってただろう？
大して話したことも無い同級生に囲まれて嫌な思いをしてるんじゃないかと思って」


『した。嫌な思いした。
ほら、私…コミュ障だから…』



夏「中学の頃だって君なりに配慮していたんだろう。”視える”人より”視えない”人の方が多いから」



『…………うん、なんで分かるの』


夏「君はそういう子だからね」




傑は、君のことならなんでも分かるさ、なんて言いながら握っている私の手を指で撫でた。

本当に傑はなんでも分かっちゃうなぁ。そんなに分かりやすいんかな、私。






夏「分かりやすい訳じゃないよ。Aのことだから分かるだけ」


『……ちょっと照れるのでお辞め下さい』


夏「照れてるの？可愛いな」

『知ってる』

傑のフレンチトーストは優勝モノ。→←全クソガキの長。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す